カタリスト

これまでの業務で学んだことの備忘録

Webサイト改善の基本のきほん

Webサイト改善の主なチェック項目

※サイトによってはもう少し詳細に違う項目も確認する。

  1. サイトの目的の確認
  2. KPIの設定
  3. キーワードの確認
  4. コンテンツ内容の確認
  5. 流入経路の確認


サイトの目的確認

これが定まってないと施策の方針が決まらない。

お問い合わせを増やしたいという目的としても商材によっては電話でのお問い合わせが多いものやいきなりお問い合わせはし難い商材などある。
最終的なゴールをきちんと決めて、それに合わせたサイトのゴールを設定する。

よくあるゴールとしては
・直接的なお問い合わせ(予約や購入、電話など)を増やしたい
・リード先(営業先)を増やしたい
・無駄な電話を減らしたい
・求人を増やしたい
・患者の知識を増やしたい(病院とかだとよくある。事前に知識を入れてもらうことで説明がスムーズになる)
・自分に合ったお客・患者を増やしたい

などがあるので、各目的に合わせてサイトのゴールを設定する。

注意点としてはSEOで1位にするというゴールは設定しない。
理由としてはSEOは相対的な評価で相手がいるため、自分たちだけの施策の効果がわかりにくい。
KPIの一つの指標にするのは良いとは思うが最終的なゴール設定にするのはよくない。

 


KPIの設定

ゴールが決まったらKPIを設定してお客様と共通認識を持つ。
数字としてわかりやすいKPIを設定することが大事。

曖昧なKPIにすると施策途中で方針がぶれてしまい結果に結び付きにくい。

KPIが達成しているのにお客様から「なんかデザインがぱっとしないんだよね」みたいなこと言われデザイン修正したらKPIが達成できなくなったりする。
お客様のサイトだけど、使うのはお客様ではないのでお客様の主観で判断するのはよくない(※ブランディング系のサイトは例外)。

お互いの主観で話すのではなく、KPIを見ながら共通の目的を見ながら意見を交換するとよい打ち合わせになりやすい。

誰が見ても判断できるように数字でわかりやすいKPI設定をする。
例)月間のお問い合わせ件数●件とか。●○ページの滞在時間を■分以上にする。××ページの直帰率を■まで下げる。などなど。

 


キーワードの確認

ゴールとKPIの達成のために必要なキーワード設定をする。

たまに「●○」みたいなキーワード設定していることがあるが、相当ニッチなワードではない限り1単語で上位にもっていくのは難しい。
不可能ではないが時間がかかる。

また1単語のキーワードで流入してくるユーザーのコンバージョン率(お問い合わせなどゴールに結びつく率)が低い。

たとえば「リフォーム」の検索で1位になったとした場合

お客様の事務所が横浜にあった場合、関東近辺以外のユーザーからのお問い合わせはほぼない。
もし連絡が来たとしても商圏ではないのでお断りすることになる(この対応の時間が無駄になる)。

おそらく「リフォーム」で1位だと相当なセッション数(見に来る人の数)が稼げるので、良いサイトだと判断するかもしれない。

大事なことは必要なユーザーに見つけてもらうこと。
範囲が大きめなキーワードで設定しておけばOKではない。
必要なユーザーに届くような比較的ニッチなキーワードを見つけて設定することが大事になる。

例えば成約がゴールとした場合

100件のお問い合わせで成約0件

1件のお問い合わせで成約1件

成約が目的であれば大事なのは成約件数であって、お問い合わせ件数ではない。

 


コンテンツ内容の精査

サイトのゴール、KPI、キーワードが決まればあとはサイトがそれにあったものになっているかを確認&改善をする。

離脱率の高いページを改善
直帰率の高いページを改善
滞在時間の短すぎるページの改善
ユーザーフローの改善
お問い合わせページの離脱率改善

適切なナビゲーションの配置・ラベリング
コピーの訴求力の確認
情報(文章・写真・図)の独自性の確認

 


流入経路の確認

内容の良いサイトでも見てもらえなければ意味がない。
キーワード設定を適切にしてSEO対策をしたとしてもニッチすぎて流入数が少なすぎる場合がある。
コンバージョン率は高いけど、流入数が少なくてコンバージョン数が目標に至らない場合もある。

流入数が少ないのでキーワードを変えてコンバージョン率が下がり結果としてコンバージョン数は変わらないなんてこともある。
こういった場合はSEO対策(オーガニック検索での流入)だけだと難しい。

オーガニック検索以外の流入対策を実施するべき。

例として
リスティング広告
・他のサイトへの掲載(外部リンク増)
・ポスティング
・駅や路上の看板
・地域のフリーペーパー掲載
・テレビCM
・ラジオCM
などなどがある。

サイトの改善だからWeb上だけで施策する必要はない。
よいユーザーの流入数を増やすためにオフラインでの施策も色々とある。
それに合わせたWebサイトの改修をすることで目標達成に近づくことができる。

 

 

サイトによって施策は様々だけど、大まかな流れとしては

  1. サイトの目的の確認
  2. KPIの設定
  3. キーワードの確認
  4. コンテンツ内容の確認
  5. 流入経路の確認

を実施している。
これが上手くできているお客様には満足していただけている。

SEO対策の基本のきほん

検索順位が上がりません。って言われたら対応すること。

 

ターゲットキーワードの確定

キーワード候補選び

お客様が求めてるキーワードがベストとは限らないため、どういうユーザーを集めればいいのか考え、そのためのいい感じのキーワードを探します。質のよいユーザーを集めるために重要な作業。順位を上げることが目的ではなく、順位上昇はあくまでCVまでの通過点。

潜在層用のキーワードと顕在層用のキーワード両方考える。

考えたキーワードの検索ボリュームをGoogleとYahooのキーワードアドバイスツールで調べる。あまりに少ないのは対象外にする。

 

競合調査

ターゲットキーワードの競合調査をします。SEO相対評価なので競合があまりに強いキーワードに挑むと時間がかかるため、費用と時間のバランスも考えます。

短期的に上げるキーワードと長期的に追っていくキーワードを見極めます。

 

サイト修正

キーワードの含有率、h1の記述、コンテンツの量、適切な内部リンク、titleタグ、meta keyword、Descriptionの設定を確認していきます。

 

titleタグ

年々、指定文字数が減少してきてシンプルになってきている。検索結果に全て表示させるために30文字以内にする。そしてクリックしてもらいやすいように訴求力のある文章にすることも大事です。

対策キーワードを含める

シンプルに30文字以内にする

全てのページでユニークの文章にする(同一の文章は使わない)

 

h1タグ

見出しタグにあたるh1タグは各ページの見出しとして主要なキーワードを強調しておく必要があります。キーワードを必ず含め、各ページの概要文になるようにしておきます。またソース上上部にくるように設定し、各ページに1回の使用にしておきます。

 

コンテンツ量

ページ内に検索エンジンが読めるテキストが少ないと評価を得られません。できるだけページの上部と下部に文章をいれるように構成します。その際にキーワードは自然に含まれるような文章を心がけます。できるだけ上部にテキストを入れてファーストビューに文章が表示するようにします。

 

キーワード含有率

昔は文章の品質関係なくキーワードが多く含まれるページの評価が高かったですが、今は文章の品質も判定されています。自然にキーワードが入るオリジナルの文章であることが大事です。

他のサイトからコピペで文章もってきて、言い方だけ微妙に変更したりすると評価が下がる場合可能性があるので絶対にしません。

 

適切な内部リンク

関連ページへのリンクの設置やパンくずリストの設置をすることで内部リンクをふやしておきます。リンクを循環してもらうことでサイトをよくみてもらいやすくなり評価アップにつながりやすくなります。

その際にパンくずリストの表記でよくあるパターンが

TOPページ > 各ページタイトル 

みたいな表記です。

これよりも

キーワードの○○サイトのトップページ > 各ページタイトル

の表記のほうが望ましいです。キーワードも自然に入るし。

フッターリンクがないサイトには必ずフッターリンクを追加します。

 

クロール、インデックス

キーワード設定とサイト修正が完了したら、Googleにクロール、インデックスしてもらうようにsitemap.xmlを作成したり、サーチコンソールで登録作業などしていきます。

そこらへんはまた別途まとめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Webデザイナー、Webディレクター、Webマーケッターの面接でNGな質問

これまでWeb制作者、ディレクター、マーケッターの採用のために何人も面接してきた。100人以上は面接してきた。面接の最後には必ず「何か質問ありますか?」と尋ねている。その中で不採用にする人に多い質問をまとめた。※この質問したから不採用にするというわけではなく、不採用だなぁと思いつつも、最後の質問したらこんな質問多かったなってリスト。

 

残業はどれくらいですか?

今、勤めてる会社は自由裁量の傾向が強いので、残業する人はするし、しない人はしない。仕事のやり方は自分でどうにかするしかないので、いつも「人によります。スケジューリングが下手な人は残業が多いですね」と回答してる。

これから新しい環境で働こうと言う人がいきなり残業を気にするモチベーションってどうなのよ?やる気あるの?って思う。

実際に採用してみると業務効率悪くて無駄な残業を多くし残業代をどうにか稼ごうとする成果でなくて時間で評価してもらいたい人が多かった。

 

男女比はどれくらいですか?(男性の場合)

それ聞いてどうすんの?って思った。男女比関係なくしっかり働いてくれよ。そういうところを気にする人って業務でもどうでもいいところにこだわり出したりして管理が面倒なので採用してない。

女性が男ばかりのところに勤めるのが不安と思って聞く分には、まだ理解できる。

 

特にありません

これから勤めようと思ってるところなんだから、もう少し興味持ってよ。って思う。こういう人は受け身なので指示待ち人間になりがち。いちいち指示しないといけなくて管理コストがかかるので単純作業要員でない限りは採用しない。

Web業界は情報が常に新しくなるので、新しいことに興味もってチャレンジしていく人でないと活躍しにくい。そういった意味でも受け身傾向な人は採用しにくい。

 

 

katalist.hatenablog.com

 

 

 

 

著作権法を学ぶ

著作権法を学ぶことで、私たちが著作者として、また他人の著作物の利用者として、何ができるのかを具体的に理解できるようになります。

著作権(ちょさくけん)とは、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、写真、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した者に認められる、それらの創作物の利用を支配することを目的とする権利をいう。


著作権特許権や商標権にならぶ知的財産権の一つとして位置づけられている。

 

 

知的財産権

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プリントされた携帯電話のロゴは 「商標権」
組み込まれたプログラム(着メロとか) 「著作権
特殊な素材とか 「特許権
プロダクトデザイン 「意匠権

 

著作権とは

著作権法の3つの目的

  1. 文化の発展
  2. 著作物等の公正な利用
  3. 著作者等の権利の保護

著作権法の究極的な目的は、文化を発展させることにあります。

著作権のそもそもの考え方

著作権制度の意義をどのように説明するのかにつき、インセンティブ論自然権との争いがあります。

これは換言すれば、なぜ著作権が認められているのかということであり、他人の著作物の利用行為を規制する根拠は何であるのかを考える際に必要になってきます。

インセンティブ論

インセンティブ論とは、創作活動を誘引・奨励して著作者の経済的利益を保護し、文化を発展させるために、本来はだれもがすることのできる著作物の利用行為を立法的・政策的に制約していると考える理論です。

著作権制度を国家による人工的なものと考え、社会全体の利益や著作者の経済的利益を重視しているところに特徴があります。

自然権

自然権論とは、著作物は著作者の精神が乗り移ったものであるとし、著作権自然権として天から与えられたもの、人工的にではなく自然的に発生する権利と考える理論です。人が努力して創作した作品について、他人がこれを利用するのは自然法ないし正義に反するとします。

 

ん?

なに言ってんすか…?

 ってことでもう少しわかりやすく例をだすと

例)他人の書いた小説を複製して配布する行為は、なぜ悪いことなのでしょうか?

インセンティブ論で説明

著作者の経済的利益を確保して、文学を発展させるために、複製という利用行為を法律で悪いことと決めた。

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だれもがすることのできる著作物の利用行為を立法的・政策的に制約する。法律で決めた。

 

自然権論で説明

著作権は法律がなくとも自然の権利として存在するものだという考え方。

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人としてどうなのそれ?自分勝手な行動だよね?
ってことです。

 

著作権は文化の発展を守る

著作権(ちょさくけん)とは、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、写真、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した者に認められる、それらの創作物の利用を支配することを目的とする権利をいう。

大事なので何度も書く。

著作権法の究極的な目的は、文化を発展させることにあります。

 

著作権の発生

著作権は、著作権の表示や登録などの手続を必要とせずに、著作物を創作することで当然に発生します。このことを無方式主義といいます。

よく見かける©(マルシーマーク)ですが、これがなくとも著作物を作成すれば著作権が発生します。

たとえば手紙や日記なども、著作物であるならばなんらの手続きをせずに、それらを創作した時点で著作権を主張することが可能です。

とりえあず、創作した時点で著作権は発生する!

特許権などは著作権と違い、出願、審査、登録および登録料の納付が必要。

 

著作権は相対的独占権

著作権は著作物を創作するだけで発生することになっており、登録などは必要ありません。

ということはつまり、だれがどのような著作物を創作したのか、他人にはわからないというような場合が出てきます。

偶然にも他人の著作物とそっくりなものができてしまったときにも著作権侵害が成立してしまうとなると、いつ他人の著作権を侵害するかわかりませんから、趣味で創作活動をする、気軽に表現活動を行う、ということができなくなります。

そうすると、多種多様な著作物が出てきたほうがよいのだ、創作活動を奨励して文化を発展させるのだという、著作権法の趣旨に反することになります。

OK! : 知らずに偶然、似たようなものになった。

NG! : 知ってて、パクった。

 

著作権は相対的な独占権ですが、これに対して特許権は絶対的な独占権です。

つまり、AさんとBさんが偶然にも同じ発明をして世に発表したとしても、どちらか一方が先に特許権の効力が発生するための要件を満たしていれば、他方は特許権を侵害したことになります。

著作権 = 相対的独占権

商標権、特許権 = 絶対的独占権

 

事実やデータは著作物から除外

著作物といえるためには、思想または感情を表現したものではなくてはなりません。

なぜなら、そうでなくては知的活動の営為ないし精神的活動の所産とはいえないからです。この要件により、事実やデータは著作物から除外されます。

たとえば、バスや列車の時刻表、料金表などは、事実やデータでしかないので著作物ではありません。

電話帳の場合はどうかというと、ハローページは事実やデータの集まりなので著作物ではないのです。

ですが!

タウンページは分類のしかたに創意工夫が見られるので、著作物として保護されます。

新聞の人事往来、事故、火事、死亡広告欄などの記事については、事実を伝えているだけなので、これらの部分は著作物ではありません。しかし、これら以外の記事については、どのような事実をどの程度どのように配置するのか、また、論理展開や文章などの表現方法につき創作性がある表現物ですので、著作物といえます。

 

著作権は色々あるんです

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私的使用とベルヌ条約

音楽のCDを携帯用プレーヤーに録音する → 複製権の侵害

ただし、著作権の制限規定として「私的使用のための複製」が定められており音楽を個人的に楽しむ目的でコピーする行為は、著作権者の許諾を得る必要はない。

ベルヌ条約などの国際条約では以下の3つの条件を満たしてれば著作権の侵害にならないとしている。

  1. 著作物の通常利用を妨げない
  2. 著作者の正当な利益を不当に害さない。
  3. 特別な場合に限る。

著作権法文化の発展のために存在する。

 

ここまでのポイント

著作権は創作された時点で発生する。登録とかはいらない。

著作権法は文化の発展のために存在する。

著作権は色々な権利に細分化される。(放映権とか譲渡権とか)

 

© このマークってなに?

Webサイトでよく見かける©があります。これは「マルシーマーク」と呼ばれ年号と著作権者を組み合わせて「© 2010 企業名」なんて記載しますね。

これの意味は企業名のところが著作権者であり、2010年に発行したよってことになります。

日本では登録が必要ない「無方式主義」を導入してます。

しかし、日本以外では「方式主義」と呼ばれる登録が必要な国も存在します。

そんなときに日本で作ったものが方式主義の国で使われて、勝手に登録されちゃうと日本で作った人たちに著作権がいかなくなってしまう…

困るな、それ・・・・・

ということで、登録の必要のない「無方式主義」の国の人は©つけよーね。ってことになり©がついていれば登録と同じような扱いにするよ。って世界で決まった。

でも、今や「方式主義」を掲げてる国がほとんどないので実は©は法的には意味ないものになってたりします・・・

 

事例紹介
※あくまで個人的見解です。実際裁判になったらどうなるか不明。

Q.Webデザインに著作権はありますか?

A.レイアウトだけでは、著作権で保護されていません。
Webデザインの中に使われた写真やイラスト・独自性のある文章などは保護の対象になります。
美術としてみられる範囲になっていれば、著作権は発生するかもしれませんが判断が難しい所です。
保護することが必要であれば、産業財産権特許権実用新案権意匠権、商標権)を取得してください。こちらは届け出が必要です。

 

Q.共同でWebサイトを作りました。この場合は誰が著作権を持ちますか?

A.共同著作物(=2人以上の人が共同して作った著作物で、各人の著作した部分を分離して利用できないもの)にあたりますので、その著作権は、その著作者全員が共有することになります。
ただし、制作会社に従属して制作した場合は契約によってその会社の著作物とされている場合が多いでしょう。

 

Q.パスワードをかけて一部の人のみしか閲覧できないようにすれば、他人の著作物(音楽や絵画など)をWebに載せてもかまいませんか?

A.Webサイトの公開は、公衆送信権として著作権法の保護を受けます。
著作権の権利を持っていない人が、内容をコピーして公開した場合、著作権の侵害となります。
注意しなければいけないのが、インターネットに接続したサーバーにデータを蓄積した時点で侵害にあたるので、たとえパスワードなどをかけて閲覧を制限したとしても侵害にあたることになります。

公衆送信権とは「著作物を、様々なメディアを通して多数の人に伝達する為の権利」

 

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Q.販売サイトを作りました。CDのジャケットや本の表紙を掲載するのは問題ありませんよね?

A.いずれも、著作権がありますので、無断で掲載することができません。

※ただし引用の場合はOK。結構微妙なライン。

 

Q.Webサイトの素材として街を歩く人を撮影しました。問題ありますか?

A.著作権上の問題はありませんが、人物には肖像権があります。その人の人格(プライバシーなど)を傷つけるおそれがある場合は、本人の許諾が必要です。

肖像権とは、肖像(人の姿・形及びその画像など)が持ちうる人権のこと。

社会的反響が大きい事案で当該肖像が無許諾で使用されることがあるが、これは当該肖像権よりも、公に報道することの方が優越的利益があるからであって、肖像権が無いためではない

 

Q.芸能人の写真を利用したサイトを制作しました。 ファンだからいいんですよね?

A.人物ですので肖像権が発生します。芸能人の場合はプライバシー保護だけではなく、経済的利益を考えた「パブリシティー権」という概念でも保護されています。
WebやCMなどでは期間を定めて使用契約を結んでいることが多いようです。
その場合、期間を超えて使用する場合には再契約が必要です。

パブリシティー権とは著名性を有する肖像が生む財産的価値を保護する権利。

有名人の場合はその性質上個人のプライバシーが制限される反面、一般人には認められない経済的価値があると考えられている。

 

参考図書

図解 わかる著作権 クリエイティブ×ビジネスの基礎知識 | コンピュータソフトウェア著作権協会, ACCS, 中川 達也 |本 | 通販 | Amazon